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【PENTO】12種のペントミノ

PENTO

■HOW TO PLAY

  1. バラす
  2. 枠内からはみでないように全てのピースを敷き詰める

■PENTOについて

1992年創業、ドイツ「Siebenstein-Spiele」社製で創業者でもある「Jürgen Reiche」デザインの敷き詰めパズル。

横10.5 縦9.7 高さ1.9cm 重さ122g

作品名の通り、各種ペントミノ(正方形5つを辺に沿ってつなげたピース)を枠内に敷き詰めるものだが一筋縄ではいかない。

ペントミノには全部で12種のパターンがあり、本作ではそれら全てのパターン12ピースが使用されている。
またご覧のようにそれぞれ2つのピースが回転は担保させたままネジで繋がっており、立体的な敷き詰めパズルとなっているのだ。

 

↑これを全て裏返すと↓こうなる

もちろんこれらネジの打ち付け位置は適当なものではなく、解までの思考導線までをもしっかりデザインされたものとなっている。

♢デザイン

Siebenstein-Spiele社のパズルはデザイン性も非常に高い。

本作では3つの異なる木目調のピースを使用しており、またピース内に正方形の仕切り(レーザー彫刻だと思われる)を施すことで大変美しい仕上がりとなっている。

また、フレームについても芸が細かい。

底はネジがきちっと収まるように穴があけられていて
ご覧のように、解答部分だけ穴があるのではなく全ての組み合わせが試せるようパズル的配慮がある。

また筆者がおもしろいとも思っているのが、枠の「Pento」と記された上下のパーツにある三角の切れ込み。
上下で同パーツを使用すればコスト削減にもなったろうにデザインを優先したのか、それとも他に何か意味があるのか?

♢箱

Siebenstein-Spiele社のパズルはユニークでデザイン性も非常に高く、筆者も数点(いや数十になったか)所持しているが、外箱がないことが唯一残念だ。
ちなみに購入時は厚めの透明ラップでビチっと梱包されている。

箱があると傷もつきにくく埃から守ってくれ、さらにスタックが出来るのだ。

我が家の飾り棚にはたくさんのスペースがないので、普段はパズル達をタンスやイベント運搬用のトランクにて保管する際、ラップで巻いてから厚みのあるA4ブリーフケースにいくつかまとめて保管している。

 


■入手方法

2021年12月現在、製作元「siebenstein spiele」社のオンラインショップからも購入出来るが、ここはカート機能がなくメールでの注文となる。
筆者が良く利用しているパズルオンラインショップ大手、カナダの「Puzzle Master」では在庫が切れていたがここは商品流通が早いのでいずれ入荷されるだろう。

12月には再入荷されていた

LINK →PENTO

♢販売価格について

ちなみに販売価格についてパズルショップによってどれほど差があるのか?みてみよう。

サイト現地価格日本円
ドイツsiebenstein spiele25 ユーロ約3,250円
カナダPuzzle Master33,99 カナダドル約2,960円
ニュージーランドNEW2PLAY60 ニュージードル約4,700円

なんとPuzzle Masterは本家より安かった!
ちなみにかなり割高な設定となっていたNEW2PLAYは写真が美しくサイト作りも他のパズルショップに比べ群を抜いて美しいので興味のある方は一度ご覧になられてはいかがだろうか。

♢送料について

個人輸入に馴染みのない方には送料や関税がいくらかかるか知りたいという方もいるかと思うので、ここでは「Puzzle Master」で「Pento」を購入した時を例に送料を説明してみよう。

輸送形態追跡配達期間送料
船便×20日1,000円
少し早い船便16日1,400円
早い船便13日2,400円
航空便2日9,400円

■送料は2021年12月のレート、1カナダドル87円で計算して端数は揃えている。

もちろん多く買えば重量も箱も大きくなるので送料も上がるが、倍々となっていくわけではない。

例えば筆者は日頃欲しいものが出てきたら該当のURLをメモ帳に溜めていき10〜15個くらいになるとまとめて購入するようにしている。送料は2,000円〜2,500円ほどだ。

いつも選ぶのは追跡ありの「少し早い船便

海外からは不安があるので
いつ向こうの店をでたか?
港を出たか?

等細かくネットから確認出来るのが追跡ありの良さ。

まあ料金については日数と料金とでコスパを感じるものを選ばれると良いだろう。

ちなみに日本では送料込料金16,666円までは関税・消費税が免除となるのも買い物時に覚えておくと良いかもしれない。

越えると送料込料金の60%に対して8%の消費税がかかる。
筆者は横着者なので、60%×8%を係数4.8%=近似値5%と設定

30,000円買うと大体1,500円くらい税金かかるな、という具合でシミュレーションしている。

いずれも参考になれば幸いである。

■まとめ

いかがだったであろうか?
12種ペントミノ全てのパターンを使用して、6×5の長方形2枚を立体的に設置する。
これだけでもパズルとして成り立ちそうだがそこにネジを加えるというアイデアは本当に素晴らしい。
また、筆者が主催するパズルイベントにはほぼ持っていっているパズルなので、機会があれば是非手に取って遊んでみていただきたい。

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主に木製パズルの紹介。たまに音楽と日常。

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