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【LOG STACKER】古道具屋の片隅で出会う

LOG STACKER

■HOW TO PLAY

  1. バラす
  2. 全てのピースを、フレームからはみ出ないよう敷き詰める

■LOG STACKERについて

1995年、アメリカのTerBush兄弟によって立ち上げられた「ELVERSON PUZZLE」社によるプロダクト。

横17.2 縦5.3 高さ3.9cm 重さ162g

長さの違う14本のピースを二段分ある箱の中に収めるというものだがこれがなかなか難しい。

一見して一番短いピースと一番長いピースの使い所が分かれば消去法のように見える。

がしかし、それぞれの配置からの消去法パターンが膨大にあるのがミソ。

これは作り手が適当にピースを切っただけでなく、しっかりパズルとしての面白さを担保するよう試行錯誤を重ねて最終このピース配分になったのだろうと筆者は感じている。

ちなみに本パズルの解は「2」ある。

♢モデルチェンジ?

「ELVERSON PUZZLE」HP内の製品ページを見ると、現在のラインナップは上蓋がプラスチックではなく木箱に。
またピースの数も13本であると記載がある。

https://www.elversonpuzzle.com/Log_Stacker.html

あくまで筆者の推測ではあるが、パズルの内容が新しくなっているという事ではなく、あまりにも難しいというフィードバックが多かったので中のピースを1本繋げて13本にし、難易度を少し下げたのではないだろうか?

サイト内「ABOUT US」ページに2001年に撮影されたとみられる、兄弟と自社製品をまとめた画像がある。
この画像左には上蓋がプラスチックの「LOG STACKER」があるので、上蓋が木製のものは後から作成された現行のものだろうと推測できる。

https://www.elversonpuzzle.com/Aboutus.html

■入手方法

残念ながら「ELVERSON PUZZLE」社はHP記載文によるとアメリカ国内でのみ販売しており、海外発送は2021年12月現在行っていないようだ。

筆者プラウザのお気に入りに入れている世界の主要パズルショップにも出てこなかったので取り扱いのあるショップを探す事になるがここで注意が必要だ。

検索結果を表示する際は薄目で!

「LOG STACKER PUZLLE」で検索をかけていただくと製品情報にはすぐたどり着けるのだが、パズルの完成形や解法を紹介しているサイトが一覧で出てくるので画像検索ではなく通常検索で、ドメインがパズルショップっぽいところから探されると良いかもしれない。

タイミング次第にはなるが2021年12月現在、ebayには数点でていた。
いずれも送料抜きで1,000円〜4.000円くらいであるので興味のある方は一度見てみられるのも良いだろう。

ちなみに筆者は大阪のとある古道具屋に赴いた際にたまたま出会った。
特にパズルに特化した店という訳ではなく、様々は家庭内雑貨を取り扱う店の片隅に一個だけこの「LOG STACKER」があり大変ラッキーであった。

■まとめ

いかがだったであろうか?

どこか欧州のものとはまた違う、アメリカっぽいデザインもまた味があってよい。

筆者が主催するパズルイベントにはほぼ持っていっているパズルなので、機会があれば是非手に取って遊んでみていただきたい。

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