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【箱根寄木細工 秘密箱 12回】130年の歴史

箱根寄木細工 秘密箱 12回

■HOW TO PLAY

  1. 箱を開ける(12手)
  2. 元に戻す

■箱根寄木細工 秘密箱 12回について

日本箱根の伝統工芸「寄木」の技法による装飾が施された秘密箱。

秘密箱とは最初、宝石等貴重品を泥棒などから隠すために作られたもので、世界では18世紀末には存在が確認されている。

日本では1894年(明治27年)頃に箱根の職人、大川隆五郎によって考案されたそうだ。

2021年現在少ないものでは4回、多いものとなると何十何百といった手順が必要なものも存在する。

筆者所有の「12回」のものは78x59x46 mm 重さ66gと片手で収まるほどのサイズ。

本来の用途からすると手順が多い方がセキュリティーも上がるのであろうが、「パズルを楽しむ」という事からすると12回あたりが丁度良い塩梅かと思う。

また寄木のデザインが非常に美しくユニークなものとなっているが、この幾何学模様が「パズルとしての」解までのストーリをより複雑に面白くしてくれている。

内寸は39x38x32(mm)となっており500円玉であれば30枚は入る計算だ。

実際に開けるとこのような形にはならないが、初見の方のヒントになってはいけないのであえてこの構図で撮影している。
是非手にとって、その機構を楽しんでいただきたい。

■入手方法

2021年12月現在、箱根の専門店からamazon、また海外のパズルショップ等幅広く流通されているので入手は容易いだろう。

ただ秘密箱に限っては海外サイトで購入すると日本の2〜3倍の価格で販売されているのでご注意いただきたい。

Link → 箱根丸山物産ページ

■まとめ

いかがだったであろうか?

釘等を一切使わず木材だけで作り上げられたこの機構。
筆者が主催するパズルイベントにはほぼ持っていっているので、機会があれば是非手に取って遊んでみていただきたい。

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