Zigzag
■HOW TO PLAY
- 3つのピースを使って3×3×3の立方体を作る
■Zigzagについて
ドイツのヴュルツブルク大学パズルデザイナーVolker Latussek博士による2019年のプロダクト。
Volker Latussek博士といえば、毎年各国場所を変えて行われる世界的なパズルの権威vにて2016年の審査員大賞受賞を皮切りに2018年、2020年にも入賞されていて近年勢いのあるデザイナーだ。
1つのピースは1片2cmの立方体が9つそれぞれが、強度なゴムで繋がっている。重さは138g。
読者の皆さんはこれのファーストインプレッションはどうだろうか?
「え、それが立方体になるの?」
「まあ適当にやっていてもいくつか解け方がありそうだね」
筆者は前者であった。
昔からあってもおかしくなさそうな単純なデザインであるのだが2019年考案という部分にとても惹かれてしまった。
大袈裟になるが「人類にはまだまだ発見できていない身近なサプライズがあるな」と。
また、本パズルの解は1つ。ユニーク解であるのもなんとも唸らせてくれる。
本パズルには綿製の袋がついてくる。
3つのピースをジグザグの伸ばし切った状態でちょうど収まる大きさだ。
余談だがパズルが増えてくるとどうしてもスタックしたり整列させたりといった事になるので、ピースが別れているよなものはこのようにまとめられるというのは大変嬉しい。
ユーザビリティーも兼ね備えているのだ。
余談続きにになるが、ジグザグという言葉。
皆さんは日本語か外来語どちらかご存知だろうか?
筆者はてっきり日本語だと思っていたのでパズルタイトルをみて「作者は日本人?」と考えたが、「ジグザグ」は外来語であった。
元々はドイツ語で「歯、剣」を意味する Zackeの繰り返しによるものと考えられ、それがフランスに渡り「zigzag」に。
そのまま英単語として定着し日本に入ってきたという流れだそうだ。
興味のある方はこちらに詳しくあるのでチェックしてみてはいかがだろうか?
Link → English Lounge -いるだけで心地よく、英語力が上がる空間-
■入手方法
2021年12月現在、筆者が良く利用しているパズルオンラインショップ大手、カナダの「Puzzle Master」にあった。
Link → ZIGZAG
他世界のパズルショップを見て回ったが意外に取り扱いがないので、もしかすると専属契約のような事になっているのかもしれない。
たまに他ショップでも見つかるが値が随分と高いので注意が必要だ。
さて、個人輸入に馴染みのない方には送料や関税がいくらかかるか知りたいという方もいるかと思うので、ここでは「Puzzle Master」で「ZIGZAG」を購入した時を例に送料を説明してみよう。
輸送形態 | 追跡 | 配達期間 | 送料 |
---|---|---|---|
船便 | × | 20日 | 1,000円 |
少し早い船便 | ○ | 16日 | 1,400円 |
早い船便 | ○ | 13日 | 2,400円 |
航空便 | ○ | 2日 | 9,400円 |
■送料は2021年12月のレート、1カナダドル87円で計算して端数は揃えている。
もちろん多く買えば重量も箱も大きくなるので送料も上がるが、倍々となっていくわけではない。
例えば筆者は日頃欲しいものが出てきたら該当のURLをメモ帳に溜めていき10〜15個くらいになるとまとめて購入するようにしていて送料は2,000円〜2,500円ほどだ。
いつも選ぶのは追跡ありの「少し早い船便」
海外からは不安があるので
いつ向こうの店をでたか?
港を出たか?
等細かくネットから確認出来るのが追跡ありの良さ。
まあ料金については日数と料金とでコスパを感じるものを選ばれると良いだろう。
ちなみに日本では送料込料金16,666円までは関税・消費税が免除となるのも買い物時に覚えておくと良いかもしれない。
越えると送料込料金の60%に対して8%の消費税がかかる。
筆者は横着者なので、60%×8%を係数4.8%=近似値5%と設定
30,000円買うと大体1,500円くらい税金がかかるな、という具合でシミュレーションしている。
いずれも参考になれば嬉しい。
■まとめ
いかがだったであろうか?
どこかで見たような、しかしそれは最新のユニークなアイデアであった。
筆者が主催するパズルイベントにはほぼ持っていっているので、機会があれば是非手に取って遊んでみていただきたい。