FourCubes
■HOW TO PLAY
- 全てのピースを使い対称形状の立方体を4つ作る
- その際、どの立方体も隣接する立方体と半分以上重なってはいけない
■FourCubesについて
日本のパズルデザイナー「河野一郎」氏デザイン、制作はイギリスのパズルデザイナー「Eric Fuller」氏販売はEric氏の運営する「CUBICDISSECTION」である。
ピースの大きさは正方形の一片が25mm 厚さ12.5mm
2021年5月3日販売
立方体を4つ作る。
というテーマだが「重なり合う部分がピースの半分以上になってはいけない」というルールがこのパズルを難しくしている。
3ピースだと頭の中で完成形も浮かぶかもしれないが4ピースになるとどうだろうか?
またピースの真ん中にみえる銀色のぽっちは磁石になっており自由に組めるというわけでもないのがミソだ。
解は一つでいわゆるユニーク解となっており、正解の形がみえてくると磁石の向きを調整すればよいので早いかもしれないがはたして。
このパズルには前述したように3ピースのもの、またさらに難易度の上がる5ピースのものとある。
こちらを解かれたら是非ほかのピース数にもチャレンジいただきたい。
木材には「Bubinga」という日本ではあまり聞き馴染みのないものが使用されているが、その木目は非常に美しい。
余談だがバランスの取れた響きがありギター材として使用されたり、和太鼓の胴部分に使用される事もあるようだ。
カットも角では細かな面取りが行われており非常に丁寧な仕事ぶりが伺える。
また購入時にはこのような光沢のある袋にピースが「未解決」の形で入ってくる。
■入手方法
2021年11月現在、販売元「CUBICDISSECTION」では在庫がある。
しかし限定65個ほどの製造とのことで、これよりピースの少ない「ThreeCube」は既に完売しているので興味のある方は早めに購入された方がよいかもしれない。
さて、こういったいわゆるデザイナーズパズルの多くは日本では入手が難しいものも多く、取り扱い豊富な海外のパズルショップから購入することとなるのだが、個人輸入に馴染みのない方には送料や関税がいくらかかるか知りたいという方もいるかと思う。
ここではカナダのパズルショップ大手「Puzzle Master」で手のひらサイズのパズルを一つを購入した時を例に送料を説明してみよう。
輸送形態 | 追跡 | 配達期間 | 送料 |
---|---|---|---|
船便 | × | 20日 | 1,000円 |
少し早い船便 | ○ | 16日 | 1,400円 |
早い船便 | ○ | 13日 | 2,400円 |
航空便 | ○ | 2日 | 9,400円 |
■送料は2021年12月のレート、1カナダドル87円で計算して端数は揃えている。
もちろん多く買えば重量も箱も大きくなるので送料も上がるが、倍々となっていくわけではない。
例えば筆者は日頃欲しいものが出てきたら該当のURLをメモ帳に溜めていき10〜15個くらいになるとまとめて購入するようにしていて送料は2,000円〜2,500円ほどだ。
いつも選ぶのは追跡ありの「少し早い船便」
海外からは不安があるので
いつ向こうの店をでたか?
港を出たか?
等細かくネットから確認出来るのが追跡ありの良さ。
まあ料金については日数と料金とでコスパを感じるものを選ばれると良いだろう。
ちなみに日本では送料込料金16,666円までは関税・消費税が免除となるのも買い物時に覚えておくと良いかもしれない。
越えると送料込料金の60%に対して8%の消費税がかかる。
筆者は横着者なので、60%×8%を係数4.8%=近似値5%と設定
30,000円買うと大体1,500円くらい税金がかかるな、という具合でシミュレーションしている。
いずれも参考になれば嬉しい。
■まとめ
いかがだったであろうか?
このパズルの素晴らしいところの一つとして「敷居の低さ」があると筆者は考える。
4ピースというピースの少なさからすぐに出来てしまいそうだが、触ってみると意外に回答に辿り着くまでに時間がかかるだろう。
こちらも筆者が主催するパズルイベントにはほぼ持っていっているので、機会があれば是非手に取って遊んでみていただきたい。