Long Box
■HOW TO PLAY
- 全てのピースをフレームからはみ出ないよう収める
■Long Boxについて
日本のパズルデザイナー「お茶のり」さんによるプロダクト。
横58×縦87×高さ30mm 重さ60g
2つのピースをフレーム内に収めていく。
表には横溝が1本
裏側には3本
また、内部には3つの突起があり、そう簡単には収まってくれない。
この「2」というピースの少なさが「お?ちょっとやってみようか?」という気にさせてくれるところが良い。
また適当にはめていても1ピースは奥まで比較的簡単に入ってしまう。
がしかし。
表裏にある溝に意味はあるのか?
ピースはどの向きから入れるのか?
一筋縄ではいかないのがお茶のりさんのパズルである。
是非トライしてほしい。
全てのパーツで木目が綺麗にでており、またレーザーカットでの印字が大変美しい。
ピースもよく見ると一松模様になっており芸が細かい。
果たして解に関係あるのか、ないのか。
■入手方法
2021年12月現在、作者「お茶のり」さん運営のSHOP「Puzzle Design」では取り扱いがない。
そもそも「お茶のり」さんの作品は新作が出るとほんの数日(ものによれば即日)でソールドアウトしてしまうので、入手するには新作入荷のメールを受け取れるようにして、すぐにアクセス→購入というプロセスが必要だろう。
また、筆者が良く利用しているパズルオンラインショップ大手、カナダの「Puzzle Master」を始め、世界各地のパズルショップサイトをまわったがこちらも残念ながら販売は確認出来なかった。
ただ、お茶のりさんによって生み出された他のパズルはOEMという形なのかいくつかが海外のパズルショップで購入可能なので興味のある方はチェックしてみてはいかがだろうか?
参考までに前述の「Puzzle Master」内でのお茶のりさん作リンクを貼っておく。
LINK → Puzzle Master内お茶のりさん
リンク先の製作者に「Osanor Yamamoto」クレジットがきちんとある事から違法なコピー品ということではなく、きちんとライセンス製造されたものであることが伺える。
さて、個人輸入に馴染みのない方には送料や関税がいくらかかるか知りたいという方もいるかと思うので、ここでは「Puzzle Master」で手のひらサイズのパズルを一つを購入した時を例に送料を説明してみよう。
輸送形態 | 追跡 | 配達期間 | 送料 |
---|---|---|---|
船便 | × | 20日 | 1,000円 |
少し早い船便 | ○ | 16日 | 1,400円 |
早い船便 | ○ | 13日 | 2,400円 |
航空便 | ○ | 2日 | 9,400円 |
■送料は2021年12月のレート、1カナダドル87円で計算して端数は揃えている。
もちろん多く買えば重量も箱も大きくなるので送料も上がるが、倍々となっていくわけではない。
例えば筆者は日頃欲しいものが出てきたら該当のURLをメモ帳に溜めていき10〜15個くらいになるとまとめて購入するようにしていて送料は2,000円〜2,500円ほどだ。
いつも選ぶのは追跡ありの「少し早い船便」
海外からは不安があるので
いつ向こうの店をでたか?
港を出たか?
等細かくネットから確認出来るのが追跡ありの良さ。
まあ料金については日数と料金とでコスパを感じるものを選ばれると良いだろう。
ちなみに日本では送料込料金16,666円までは関税・消費税が免除となるのも買い物時に覚えておくと良いかもしれない。
越えると送料込料金の60%に対して8%の消費税がかかる。
筆者は横着者なので、60%×8%を係数4.8%=近似値5%と設定
30,000円買うと大体1,500円くらい税金がかかるな、という具合でシミュレーションしている。
いずれも参考になれば嬉しい。
■まとめ
いかがだったであろうか?
ユニークなアイデアとデザインが相まった素晴らしいプロダクトである。
筆者が主催するパズルイベントにはほぼ持っていっているので、機会があれば是非手に取って遊んでみていただきたい。