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【からくり小箱 1】1手目のミスリード

からくり小箱 1

■HOW TO PLAY

  1. 箱を開ける
  2. 戻す

■からくり小箱 1

日本のからくり制作職人集団「からくり創作研究会」共同考案による2004年のプロダクト

4.7cmの立方体 重さ44g

この小箱は当初10種類ほど開け方の異なるものが試作され、内7個が一般発売されているようだ。
それぞれには「からくり小箱1」〜「からくり小箱7」とナンバリングされている。

今回ご紹介のものは7つ全て触ってみて中でもおもしろいと思い入手した2個のうちのひとつ
「からくり小箱1」

綺麗な木目に「からくり創作研究会」のロゴが一つ入っている。

筆者は解までの手数について本プロダクトでは最初に提示されているほうが興味を持つと考え、手にとっていただく方には伝えている。
完全に箱が開くまでは「3手」である。

最初の1手は比較的簡単に見つかるが2手目が難しい。

秘密箱しかり、この手の箱はギミックを匂わす木材の継線が箱の途中にあるものが多いが本作にはそれが一切なく見た目にも大変美しい仕上がりとなっているのも特徴だ。

■入手方法

2021年12月現在、前述の「からくり創作研究会」のWEB SHOP箱根寄木細工専門店「箱根丸山物産」などでも購入が可能だ。

Link → 「からくり創作研究会」WEB SHOP

海外人気もあいまってか他の一部ショップでは随分と値が上げられているものもあるのでご注意いただきたい。
特に海外のパズルショップなどでは1.5倍から2倍くらいの値が付けられている事もある。

■まとめ

いかがだったであろうか?

ちょっとしたエッジの処理や風合いもまた大変丁寧な仕事を感じさせてくれる。

筆者が主催するパズルイベントにはほぼ持っていっているので、機会があれば是非手に取って遊んでみていただきたい。

【コ箱゜(KOPA) 】固定概念からの脱却

【からくり小箱 7】ミスリードは続く

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